平成24年度大井川の中流域を学ぶ視察会

2013年3月4日

平成24年度 大井川中流域視察会を一般公募し12月1日(土)に参加者15名により実施されました。

視察場所は島田市内の「大井川用水神座分水工」から始まり「資料館やまびこ」を最後にマイクロバスで視察地を掛け巡りました。
好天に恵まれ、接岨峡の紅葉も残っておりそれも楽しみでした。 
日程詳細は別添です。
講師は小澤節子さん(川根本町)です。

○ 参加者の感想を一部紹介します。

川根本町在住 Mさん(男性)
いつも見ている大井川の川面を流れる水量よりも発電や利水の為にトンネルで流れる水量が多いことに改めてビックリしました。
大井川が流域の外の人々に大きな貢献をしていることは喜ばしいことですが、塩郷ダムの存在が川根本町の安全を損ねていることも実感しました
堆積した砂利を処理するダンプが走る大井川でなく豊かな水の流れる大井川になるよう願っております。

川根本町在住 Mさん(女性)
主人から前々から大井川に土砂がたまり川床が上ってしまって大変な状態なんだよと聞いていました。現状を見てつくづく大変なことを感じました。
大井川の近くで育ち川原が私たちの遊び場で友人でした。
この素敵な川が住民たちの生活をおびやかす川にならないようしてほしいと思います。

島田市在住 Oさん(男性)
大井川の水が複雑なルートでそれもトンネルを通って本流はほんの少しで、大部分が分けられて行ってしまうのを改めて感じた。

静岡市在住 Oさん(女性)
水利権が国交省・県・中電・東電等と複雑になっている事。
地元の住民達のご苦労を改めて思いました。
水・電気共に生活上、最も必要なもの大切な資源を守っていただく為関係者の努力に感謝します。

静岡市在住 Nさん(男性)
川の水が濁っている(工事中?)
川巾に比べ水量が少なく感じる(冬期だから?)
水が何回も発電等に利用されている事は驚きでした。
中流で砂利の蓄積量が多量で河床が宅地の高さと同じ位になっているとは考えも付きませんでした。
このままでは天井川になってしまう。
山肌の崩落も驚きでした。
源流から河口まで高低差が大きい川なのに途中の蛇行部分が多い川だ。
塩郷えんていが有る為河口の部分まで砂利が運ばれない。

島田市
大井川の水が多方面に利用されていることが理解できた。
他の河川との違い(豊かな水量の川が私には相起されるが)があまりにも大きい
導水管に災害時における危険性がどうだろうかと危惧される
豊かな水量を求めると同時に淡水魚の住める清流としての大井川を欲しい
河川にたまった土砂の始末に早く手を付け恒常的に取り除いていかなければ水害等を防げないかな

大井川の中流域を学ぶ視察会日程表