大井川を知る「学校出前講座」レポート

2012年2月10日

21年度から開催している大井川を知る出前講座も今年で3年目を迎えました。5市2町の管内小学校を訪問しています。すべての学校を回れば良いのですが希望のあった学校に訪問し、年間7校ずつ実施しています。今年の訪問校は次のとおりです。

12月6日  川根本町中川根南部小学校3・4年
12月8日  川根本町中央小学校4年
12月19日 牧之原市 坂部小学校4年
1月17日  島田第三小学校5年
2月14日  島田初倉南小学校4年
2月16日  島田市六合小学校4年
2月23日  川根本町中川根第一小学校4年

既に1月末現在4校が実施をいたしました。
講座は約40分です。水について学習をしている4年生が大井川について学ぶ良いタイミングだそうです。
講師は大井川に詳しく森づくりを実践している小澤節子さん(川根本町上長尾)です。ご主人の製材業を手伝う傍ら、講師を引き受けて下さいます。お忙しいなか嫌な顔をせず訪問いただいており感謝に堪えません。

授業内容は

①皆さんが飲んでいる水や、田んぼに流れる水はどこから来るの?

②絵地図を隣の友達と見比べて、60年前の大井川と今の大井川の違いは?

気づいた点を発表します。

③大井川の様子を、写真を見ながら説明します。

赤石、光岩、源流、河川の崩れ(昔、海の底にあったことが分かります)

④エネルギーのお話、節電のお話し

山、川、海が一連の中で関わっていることと、大井川を大切にする心、貴重なエネルギーを大切にする心が育てばうれしいことです。

子供たちは、初めて目にする赤石の写真や洪水の写真を見て驚きます。水の大切さ、電気の大切さを理解し、大井川の恵みに感謝する心が芽生えたばかりです。